野菜ジュース

めもだよ。

 だが、35銘柄の分析結果では、総カロテンは15銘柄で目安量を下回り、うち2銘柄の測定値はゼロ。ビタミンCとカルシウムは33銘柄が下回った。カリウムで24銘柄、マグネシウムも30銘柄が目安量に届かなかった。

 五つの栄養成分すべてで目安量を上回った商品はなく、逆に全成分で下回った商品は13銘柄あった。うち4銘柄は「1日分の緑黄色野菜」「1本で約100グラムの緑黄色野菜」と表示していた。

なのだそうだ。…って元ネタはコココレ(PDF)。資料を見てみると、どうも新たに成分分析した訳ではなく、栄養成分表示を元に分析(?)を行った模様。

つまり一日分の野菜だとか、そう言うたぐいのあおり文句が詐欺的だと言う話らしい。因みに、カゴメ解釈では http://www.kagome.co.jp/news/2004/040818.html の下のほうのグラフのように、あくまでも「サプリとしてコレ一本」と言う事らしい。まあオレオレ詐欺よりちょいマシ程度に詐欺ではある。

つまりつまり、栄養成分表示*1

以前、この定期購入の話を職場で話したら、「野菜一日これ一本」の名前を出した途端に『んなもん入ってるわけねーじゃないすか』言われた事がある。『だからお前は売店でパン食ってないで食堂へいけ』と言う話の流れだった記憶なんだけど、食堂で上記小鉢5配分かつ内緑黄色野菜120gの一食分取れるってんなら取って見ろよあのシナシナ薄切りキャベツメインのサラダで!と…思ったんだけど歩き話だったので途切れてしまった。非常にイラつく記憶。

名前で決めてる訳でも無く、栄養成分表示の話もしかけたんだけど、もおうまるっきり頭から全否定で、んなもん入ってる訳無いじゃないすかと。基準としても全否定と。んじゃあお前は一体何を基準に足りるの足りないと述べくってるのかと。アレが無意味な値だと言うのならば、そもそも生野菜の栄養価の計算は何を持って信用できるってのか。陰謀史観にした所で、野菜ジュースの会社は悪の枢軸で、農林水産省はキレイなジャイアンですってか。つか、ナンボなんでも絵の具で作ったジュースじゃあるまいし、どんだけアレでも野菜から絞ってんならナンボか入ってんべよ。自宅でジューサー掛けた程度にはさあ。

つか、通常の野菜で必要十分な栄養が摂取できる環境なんてのは、もう、金持ってなおかつ職場環境からして整備できるシャチョーな立場か、あるいは、とても良い奥さんなり、栄養士かつガッツある母上でも居ないと不可能な訳で。それとも無ければもう錠剤に頼るなり何なりしなければならない所まで追い込まれる訳で…その筈が、彼はその足でジャンク社食*2に向かう訳ですよと。

この場をお借りして言わせて貰うとバーカしねしねと思うわけでした。*3

#奴隷階級同士の罵り合いではある。

余談:
ちなみに、これ以外にもマルチサプリの錠剤を常飲してたりする。実は健康がどうのって言うよりは、なんか数字があるので埋めたくなる衝動に駆られて…と言うのが動機だったりする。

補足:
栄養表示基準は http://www.tansan.jp/eiyohyoujikijun.html で見れる。別表第二の第三欄で測定法が定められている。(ウソの値が書かれている可能性はあるが、少なくともコレよりもマトモな基準は存在しないと思う)

*1:))を元にサプリとして利用していれば、話の外な訳。 google:野菜 栄養価 低下 と言う有名な話もあるにはある。野菜ジュースの栄養価の計算も、原材料で計算している場合、この差分が含まれる事になる。いつのどのような数値で計算しているかにも寄るけど。 というわけで、自分としてはその辺折込済みで、「おいしい味付きマルチサプリ的ジュース」として月1ケース定期購入してる((解約すんのが面倒ってのもあるけど。因みにケンコーコムから購入

*2:コンビニサラダの劣化版(品目が若干少ないのと、なんでもかんでもミニトマトで誤魔化す)が出てくる。

*3:ずっと言いたかった